男ならビッグなファイト!大きな魚をトローリングで釣る

トローリングはボートのエンジンによるパワーがあって初めて成立する、やや大掛かりな釣りです。
狙うのはカジキやマグロ、カツオなどの巨大な魚。見事かかった時の衝撃はとんでもないもので、そのインパクトに魅せられてハマり込む人も多い魅力的な釣り方です。凄まじい速度で泳ぐヘビー級の大型魚と格闘する様はまさに男の釣り。
小型船舶の免許を取ったのなら、ぜひ挑んでみたい大勝負と言えるでしょう。

トローリングについて

トローリングはマイボートがなければできない釣り方です。
その基本は、船尾からルアーを流したまま船をゆっくり走らせるというもの。するとルアーは船に引っ張られる形になり、水面まで引き上げられます。水面にぶつかったルアーがちゃぷちゃぷと水面を跳ね始め、その姿を小さな魚と勘違いした大物がヒットする……という寸法です。
釣りの基本として、ルアーはしっかりと動かして生きているように見せないと魚はかかりません。しかしトローリングなら船を走らせている限りルアーが動き続けるため、常にルアーを魅力的な餌に見せかけることができるのです。このこともあって、トローリングはルアー釣りの中で最も効率の良い、数を釣ることができる釣り方とも言われています。
ちなみにエンジン音や魚探の音で魚が逃げてしまわないか気にする方もいるようですが、これらの騒音は気にしないでも大丈夫です。小さな魚は小さな物音まで神経質に警戒しますが、大きな魚はあまり音を気にしないようです。

獲物はとんでもない大物

トローリングで狙う獲物は、前述の通りカジキやマグロ、カツオなどの大型魚になります。
その中でも定番はカジキ。カジキは大きい個体だと全長5mという大きさを誇り、体重は900kgにも達します。さらにカジキは筋肉質で高速度での遊泳に適した肉体を持っているため泳ぐ速度が非常に早く、ギネスブックにも掲載されているほどの速度を誇ります。カジキの中でも最速となるバショウカジキの遊泳速度はなんと時速110kmにもなるのです。高速道路を走る自動車よりも速いのですから驚きですね。
こんな大きくて速い魚がかかったとなれば、船に伝わるインパクトは相当なもの。日本国内で1万人を超えるトローリング愛好家に言わせると、ズシンと揺れるようなその感覚がたまらないのだとか。

最初は専門家の指示をあおぐのも手

トローリングはお金と手間のかかる、とにかく大規模な釣り方です。また狙う獲物も大変に大きいため、釣り上げるのも、釣り上げた後の処理もかなり苦労することになるでしょう。また釣り難易度も高く、釣れやすいと言われている茨城・福島沖を流していてもそうそう釣れるものではありません。
そのため、初めてトローリングに挑む際や、まだ経験が浅い時はボートショップや釣り専門店の専門家を頼ってもよいでしょう。トローリング用品の貸出を行っている店もありますし、釣れやすいポイントやトローリングのコツ、そしていざ釣れた時の対処法なども教えてもらえます。
大物を狙いすぎるあまり、自分の実力を超えた相手に手を出して怪我してしまうのは馬鹿らしいですし、カッコ悪い話です。しっかりと身の程をわきまえて、ボート釣りに慣れてから万全を期して挑むのが良いでしょう。