目を守るなら黒じゃなく透明サングラス!

海の男を象徴するアイテムとも言えるのがサングラス。日光から目を守るとともに、クールなカッコよさを引き立てる素敵アイテムです。サングラスと言ったらやはり黒いレンズが印象的ですよね。隠れた目元は視線が読めず、どこか謎めいてミステリアスな雰囲気を作り出します。
しかし、海用のサングラスは黒いレンズではなく、透明なレンズを使っているものの方がよいのです。紫外線をカットするには黒いレンズでないとだめじゃないの、という疑問も浮かぶかもしれません。なぜ透明なレンズを使うべきなのか、その理由も含めて海用サングラスについて解説します。

暗い色のレンズは瞳孔を開く

人間の瞳は明るいところと暗いところでは瞳孔の大きさが変わるようにできています。
瞳孔は視界を確保するため、目の中に光を取り入れる部位です。これが大きく開くとよりたくさんの光が目の中に入り、逆に小さく閉じると入る光の量が少なくなります。
そして、暗いところでは瞳孔は大きく開き、少しでもたくさんの光を入れて視界を確保しようとします。暗い色のレンズのサングラスをかけると、これと同じことが起きてしまいます。レンズで視界が暗くなったために、目が少しでも視界をよくするために瞳孔を開き、多くの光を取り入れられるようにしてしまいます。結果として、開いた瞳孔から紫外線を含んだ日光が目の中に入って、大きなダメージを与えることとなります。
こういった理由があるため、本当にしっかりと紫外線をカットしたい場合、暗い色のレンズはかえって逆効果となってしまいます。

なるべく透明なレンズを選び、さらに性能にこだわる

前述の理由により、サングラスのレンズはなるべく透明な色を選ぶべきです。そして色を決めた後はレンズの紫外線カット性能をチェックしましょう。
紫外線をカットする性能の表記方法サングラスによって異なっており、「紫外線カット率」「紫外線透過率」「UVXXX」といった3種類の数値があります。このどれか1つがサングラスに表記されているでしょう。
紫外線カット率はその名の通り紫外線をカットする割合です。%で表されるため、数字が100に近いほど紫外線をよくカットしてくれます。99%のものも販売されていますので、なるべくこれを選びましょう。
紫外線透過率は逆に、レンズが紫外線を通す割合を示しています。そのため、数字が0に近いほど紫外線を通さない、という意味になります。こちらはできるかぎり数字が小さいものを選ぶべきです。
UVXXXは海外のサングラスでしばしば使われる表記です。XXXには数字が入り、波長XXXまでの紫外線をカットする、という意味になっています。紫外線のうち最も強い波長は400なので、UV400と書かれているものを選びましょう。

黒いレンズは悪印象を与えることも

なるべく透明なレンズを使うとなると、なんだかサングラスの魅力が半減してしまうように思うかもしれません。しかし、黒いサングラスがいつだってカッコよく見えるとは限りません。
黒いサングラスをかけていると相手からは視線がわかりません。これが時にミステリアスな印象を与えるわけですが、実はオヤジがかけていると「いやらしい視線を隠している」と思われてしまうケースがあります。特に海ともなれば多くの女性は水着姿なのですから、余計に視線が気になっています。透明なレンズではっきり目を見せた方が好印象かもしれませんよ。