オヤジも気になる!ダイビングQ&A

ダイビングは、きちんとした講習を受けてルールや技術を身につければ安全なマリンスポーツです。ですが40代ともなると若い世代に比べやはり体力や瞬発力、瞬時の判断能力などが衰えていることが考えられます。そのため、興味はあるものの躊躇している人も多いことでしょう。そこで受けておきたいのが、ダイバー健康診断。ダイバーのための健康診断ですので、健康面に不安を感じているならぜひ受けておきましょう。

ダイバー健康診断とは

ダイビングをする、ということを重視して健康状態に問題がないかどうかをチェックする健康診断のことです。45歳以上など、ある程度の年齢になっている人の場合は必ず受けるよう指示をしているスクールも。とくに深い場所まで潜るスキューバダイビングをする場合、健康診断を受けることを必須としているようです。

また年齢だけでなく花粉症なども含まれるアレルギー性鼻炎、ぜんそく、総入れ歯に高血圧などを持っている場合も健康診断を受けるよう指示される場合があります。もちろん心臓や肺に持病を持っていたりした場合も同様です。ここまで神経質になるのは、やはり深い場所に潜った際に変化する水圧。水圧の急激な変化は人の体に様々な影響を与えるため、健康な人でも体調を無視して潜り続けると減圧症など、ダイバー生命だけでなくヘタをすれば命に関わる病気を発症したりするほどです。そのためスクール側ももともと健康に不安を抱えている人が潜る、という場合は非常に慎重になります。

そのためいくら自分の健康に自信があったとしても、念のために受けておくのが無難。もしかしたら自覚症状がないだけで、ダイビングには致命的な疾患が隠れていることもあります。健康状態に不安がある状態で潜るより、医師からの太鼓判があって潜る方がしっかり楽しめるはずです。

どんな疾患があるとダイビングができないのか

では実際にどんな病気を持っているとダイビングができないとされてしまうのでしょうか。まずは心臓など、循環器系の疾患で、絶対にダイビングはNGとされているものは鬱血性心不全です。そして医師の診断を受けて問題がないとされればダイビングをしてもOKなものは心臓手術や心筋梗塞の既往症がある、高血圧、薬を服用するレベルの不整脈をもっているなどがあげられます。

そして肺に関わるものだとぜんそくや過敏性気道疾患を現在も克服していない、という人や自然気胸の人は絶対にNG。また克服していてもぜんそくを持っている人の場合は医師の診断が必要となります。ほかにも長期間の喫煙や加齢などによって肺の機能が低下している場合、ダイビングができない場合もあるようです。

ほかにも腎機能不全やアレルギー性鼻炎、中耳炎や外耳炎、副鼻腔炎などの既往症があった場合も医師の診断が必要です。ほかにも逆流性食道炎、胃潰瘍も同様のよう。ダイビングを始める、となると本当に全身の健康状態が万全でなければいけないため、ありとあらゆる既往症や持病を把握しなければなりません。意外と自分では忘れていることも多いはずですので、やはり事前の健康診断は受けておくに越したことはないでしょう。

ダイビング、とくに深く潜るスキューバダイビングは健康状態に関して非常にシビアです。40代ともなると過去に病気のひとつやふたつ、経験している人が多いでしょうからぜひ一度健康状態をきちんと把握するためにも受けておきましょう。