海までの行き方を考えてみよう

初心者が潜りに行く、というのは実は意外とハードルが高いものです。最初から器材をフルで揃えている人は少ないでしょうし、どの海をチョイスすればいいかもまだわからない。さらに何よりも自分のスキルに自信がなく、熟練した人が一緒でないと潜りに行きたくないという人も多いでしょう。そこで初心者から玄人まで、ダイバーが潜りに行くのにとっている手段を紹介します。自分のスキルや行きたい海に応じて選びましょう。

1.ショップのダイビングコースに参加する

昨日今日ライセンスを取得したばかりの、ダイバーになりたてほやほやの人にもっともおすすめなのがこの方法。街中にあるような、ダイビングショップ兼スクールのダイビングコースへ参加し、潜りに行く方法です。

この方法だと熟練したインストラクターがしっかりサポートしてくれるため、スキルに自信がない人、器材が揃っていない人でも安心して潜ることが可能です。本当に初心者のためのコースであれば器材のセッティングの仕方や耳抜きの仕方など、ライセンス取得のための講習のおさらないのようなことも行っています。初心者はもちろん、ライセンスを取得してから潜っておらず講習内容を忘れてしまっている、といった人などとにかく安心や安全を最優先させたい人におすすめ。また何度か参加するうちに仲良くなることもできますので、ダイビング仲間を作りやすいといったメリットもあります。

ただ街中のショップで開催されるコースの場合、本格的なスポットへ行くことは稀で、近場の海がメインとなるよう。そのため割と経験を積んだ人には物足りなく感じるうえ、サポートがしっかりしている分割高になりやすいのがデメリットです。

2.自分たちで現地まで行って潜る

こちらは直接自分の好きな海まで行ってからショップなどへ申し込む方法。申し込みは事前に予約が必要な場合もあれば、行ってその場で申し込めばOKという場合もあります。自分の好きな海、好きなショップを選ぶことができるので選択肢が幅広く、自分好みのダイビングを楽しむことが可能です。また移動手段の制限もないため沖縄や海外のような遠方に行く場合も割安な航空会社を選ぶなど、ダイビングにかかる費用を抑えられるのが魅力のひとつ。

ただ選択肢が広く、自分好みにカスタマイズできる分、手間がかかります。海の状況からベストシーズン、ショップの特徴や料金、遠方の場合は宿泊先の手配など全て自分で行わなければなりません。そのため結果的に旅行会社などのダイビングツアーの方が安く済むことがあるよう。また下調べがしっかりしていないといざ行ってみたはいいものの、どこのショップでも断られてしまう、という残念な結果になる可能性もあります。またショップによってはインストラクターが少数だったり十分な説明がないこともあるため、ダイビングスキルに不安がある場合は避けておくのが無難です。

3.旅行会社のダイビングツアーに参加する

最後は旅行会社が主催している、ダイビングツアーに参加して潜る方法です。行先の多くは沖縄や海外など有名なダイビングスポットが多く、航空券やホテルなども全て旅行会社が手配してくれるので手間がかからないうえ、自分でそれぞれ手配するより割安な場合がほとんど。自分は荷物を準備し、決められた時間に集合場所まで行けばいいので非常にラクにダイビングができます。

しかし航空会社や出発時間が自分で決められず、早朝や深夜に出発だったり。さらにショップもあらかじめ決められていたり選べても数がごくわずかだったりと、自由にダイビングをしたい人は不自由を感じることが多くなります。さらにある程度まとまった人数が一度に潜るため、インストラクターによる手厚いサポートは望めません。そのためダイビングスキルに十分自信があり、ある程度経験を積んだ人でないとツアーに参加するのは難しいでしょう。

このようにスキルやサポート、自由度などによってそれぞれ特徴があります。初心者でこれからスキル向上を目指す、というならやはり街中のショップが開催しているダイビングコースへ参加するのが無難。それである程度のスキルと経験を身につけ、そこから自分の好みに応じて選ぶようにしましょう。やはり最初は自由や安さより、安全を最優先するのが賢い選択ですよ。